【教育学選修】第3回「地域と世界に学ぶ教育実践学」を開催しました(テーマ:探究型学習の実践からカリキュラム?デザインをとらえなおす)
【教育学選修】第3回「地域と世界に学ぶ教育実践学」を開催しました(テーマ:探究型学習の実践からカリキュラム?デザインをとらえなおす)
教育方法学研究室(担当:山下大喜)では、地域や世界から広くゲスト講師をお招きし、オープンでフラットに教育実践を語り合うレクチャーシリーズ「地域と世界に学ぶ教育実践学」を展開しています。
2025年8月6日に開催した第3回は、「探究型学習の実践からカリキュラム?デザインをとらえなおす」をテーマに、梨子田喬先生(西大和学園)、前川修一先生(ありあけ新世高校)をお招きし、ケース報告をいただいたうえで、「探究」や「カリキュラム」について対話的に考える機会になりました。
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今次の学習指導要領では、「歴史総合」、「世界史探究」、「日本史探究」にみられるような、「教科」カリキュラムでの「探究」、「教科」と「総合的な探究の時間」の関係性をみつめ、さらにはカリキュラム研究としてどのように連動性をもたせていくのかが問われるようになりました。今回のセミナーは、単に技術的な点にとどまることなく、根源的なヴィジョン(哲学)を含んだカリキュラム?デザインとして「探究」のポジションをみつめました。この視点は教師の創造的なデザイン力にも深く関係します。両先生のケース報告をもとに、その実際を具体的に考察する機会にもなりました。
教育方法学研究室では引き続きレクチャーシリーズを展開させ、地域と世界に開かれた広い視野で教育実践をみつめられることをめざしていきます。